AviUtlは有志によって製作された動画編集ソフトであり、基本無料で使用可能です。
しかし、導入方法や使い方が難しいという側面があります。
そこで今回は、Aviutlの導入方法や基本的な使い方について紹介します。
AviUtlとは?
AviUtlは2003年にリリースされ、約20年経った現在も有志によるアップデートが続いている基本無料で使用可能な動画編集ソフトです。
AviUtl単体で出来る事は少ないですが、こちらも有志によって作られた様々な拡張機能(プラグイン)を導入して、高度な編集も出来るようにカスタマイズが可能です。
AviUtlの導入方法
こちらではAviUtlの導入方法について順番に解説します。
ダウンロード
「AviUtlのお部屋」というサイトから、AviUtl本体と拡張編集プラグインのZIPファイルをダウンロードします。
それぞれ解凍したら、拡張編集プラグインのフォルダの中身を全てAviUtl本体のフォルダに移して、AviUtlの導入は一旦完了です。
入力プラグイン
上記の方法で導入したAviUtlは最低限の機能しか有していないため、機能を拡張するため入力プラグインを導入する必要があります。
まず、 AviUtl の本体フォルダの中に「Plugins」というフォルダを作成しておきます。
その後、「POP@4bit」というサイトから「L-SMASH Works rXXX」をダウンロードします。
「L-SMASH Works rXXX」に入っている「lwcolor.auc」「lwdumper.auf」「lwinput.aui」「lwmuxer.auf」の4ファイルを、先ほど作った「Plugins」のフォルダに移動してください。
そうしたらAviUtlを起動して、「入力プラグインの優先度の設定」から「L-SMASH Works File Reader」を一番下に配置すれば、入力プラグインの導入が完了です。
出力プラグイン
デフォルトではAVI形式しか出力できないので、出力プラグインも導入してMP4の出力に対応させます。
有志が配布している「かんたんMP4出力」をダウンロードし、「easymp4.auo」というファイルを「Plugins」のフォルダに移動させれば完了です。
AviUtlを使った動画編集の基本操作
AviUtlで出来る基本的な動画編集の手順を紹介します。
カット
タイムラインに配置した動画から、カットしたい始点に赤い縦線を合わせます。
その後、マウスで右クリックすると展開される一覧の中から「分割」を選ぶか、「S」キーを押すと動画を分割可能です。
今度はカットしたい終点で同じ作業をすれば、動画のカットが完了します。
トリミング
動画をダブルクリックして描画に関するダイアログを出し、右上の「+」マークから「クリッピング」を選択します。
すると、「クリッピング」に関する画面が追加され、各方向のトラックバーを動かして動画のトリミングを行えます。
エフェクトの追加
タイムライン上のエフェクトを入れたい場所で右クリックをし、「フィルタオブジェクトの追加」を選択すると、各種エフェクトの追加を行えます。
また、エフェクトの種類はプラグインを用いれば追加が可能です。
字幕やナレーションの追加
字幕やナレーションを追加したい場合は、タイムライン上の任意の場所で右クリックをして「メディアオブジェクトの追加」を選択します。
展開された画面から、「テキスト」を選べば字幕の挿入を、「音声」を選べば音声ファイルを使ったナレーションの追加が出来ます。
AviUtlで物足りないなら動画編集ソフト「Filmora」がおすすめ!
AviUtlは有志によって開発されたものなので、デフォルトでは高度な編集をするのに機能不足な場合も多いです。
「Filmora」はプラグインの導入や初期設定などの手間をかけずに高度な編集を行えるため、本格的な動画を作りたい方におすすめです。
カット編集やBGM・テキストテロップの挿入といった基本的な編集機能に加え、豊富なテンプレートを活用してプロ並みの魅力的な作品を簡単に作ることが可能。
Mac版とWindows版が用意されており、ダウンロードして今すぐ使い始めることができます。
まとめ
AviUtlは無料で使用できる動画編集ソフトなので金銭的な負担は少ないです。
しかし、導入や設定が複雑で使用するにはハードルが高いという難点もあります。
Filmoraなら導入や設定が簡単で、動画編集ソフトを使い慣れていない人でも使いやすいです。さらに、機能自体に制限がかかっていない無料版も配布されているため、AviUtlよりも気軽に試せるのも利点です。
動画編集ソフト選びに悩んでいる方は、ぜひ「Filmora」の利用を検討してみてください。